2006年11月30日

2006年活動履歴

12月
『メビウスの卵展2006』 北陸電力エネルギー科学館(11月~)
 【渡辺浩彰】(フライヤーデザイン 他)

11月
『メビウスの卵展2006』 北陸電力エネルギー科学館(~12月)
 【渡辺浩彰】(フライヤーデザイン 他)

『コミティア78』 東京ビッグサイト
 【VODALES&文化堂】(作品販売)

『東方紅楼夢 』 京都市勧業館みやこめっせ
 【ドッジ弾幕】(「受神中」さん発行『上海人形放浪記III』にゲスト参加)

10月
『アートdeわかった展』 伊豆わかった会館
 【渡辺浩彰】(『PLAXY 02』発表、展示)

『メビウスの卵展2006』 横浜こども科学館(9月~)
 【渡辺浩彰】(フライヤーデザイン 他)

9月
『メビウスの卵展2006』 横浜こども科学館(~10月)
 【渡辺浩彰】(フライヤーデザイン 他)

『東方不敗小町2』 東京産業貿易センター台東館
 【ドッジ弾幕】(『Futarinori』内、『オバカ魔女 マリサandアリス』発表)

『ミックスラボ』 池袋ORANGE GALLERY(8月~)
 【渡辺浩彰】(『PLAXY-プラクシィ-』発表、展示)

8月
『ミックスラボ』 池袋ORANGE GALLERY(~9月)
 【渡辺浩彰】(『PLAXY-プラクシィ-』発表)

『コミックマーケット70』 東京ビッグサイト
 【VODALES】(『デュアル☆デュエル 戯雅輪舞 第1幕』発表)
 【Unite! The Mind!】(『涼宮ハルヒの急迫』発表)

written by D.J.HIRO : 21:32


2006年11月19日

ワインの涙

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コミティアの朝(ゆりかもめ内から撮影)

コミティアありがとうございました!&お疲れ様でした!
そして東方紅楼夢もお疲れ様でした!!

コミティア終わったあと、軽く打ち上げるかと豊洲へ移動しましたが、
私、朝倉氏、日陰氏の『戯雅輪舞』原案メンバーが揃っていたために、
そのまま打ち上げは会議に変わりました。
結局、ジョナで7時間くらい(!)会議して、
終電の時間になってしまったので、ヒッピーハウスへと移動。
翌日も会議の続きをしていました。
本来なら冬コミで「第2幕」が発表される予定だったんですが、
しばらく持ち越しになりそうです。
しかし「戯雅輪舞」はそれなりに長いシリーズ構成になっているので、
「第2幕」以降の発表スパンは短くなっていくと思います。
カードも種類が増えた方がゲームに深みが出ますからな~。

映画『DEATH NOTE the Last name』を観に行った。
前編が予想外に面白かったので結構期待して観た。
まぁ、期待通りである。
前編を見たときは第ゼロ印象(おちまさと用語)が悪かったので、
観た後の評価が上がったが、後編はその後なのでそもそも期待値が高かった。
前編のクオリティを維持し、テンションも上手く上げていたと言う点では十分評価できる。
ラストも一番綺麗に終わる形だったと言えよう。
また、エンタテインメント映画としてまとめるにあたり、
数多い原作の要素の中から「親子(家族)」と言うキーワードを抽出したのは正解だ。
そして舞台役者二名の掛け合いがさすがの存在感であった。
原作の意図をしっかりと汲んだ演出も好感が持てる。
ファンタジー(?)漫画原作の実写作品としては非常に良く出来ていたと思う。
さすが金子監督。

つくばエクスプレスの「柏の葉キャンパス」駅へ行った。
つくばエクスプレスに乗るのは初めてだったが、大変車内が広い。そして走行音が静かだ。
んで、なんでそんなところに行ったのかと言えば、
このあたりは現在再開発が行われていて、ららぽーとなんかも今月22日にオープンする。
それにあわせて駅周辺一帯を使った、
「未来観測」と言うイルミネーション展示が行われるのだが、
その制作を行っているのが師匠や先輩なのである。
いやはや、凄い規模であった。
まだすべての作品が稼動している訳ではなかったので、
展示が開始されたからもう一度行きたい。
夕飯を食いながら後輩二人と作品をいかに発表、売って行くかについて話す。
某・文化堂カフェ企画にかなり賛同してくれたので、
そろそろそっちの企画も動かす時期か、と思った。

ボージョレ・ヌーボーの季節である。
以前ほどのブームは無い物の、あるマンガのおかげで最近またワインブームがきているらしい。
講談社の雑誌に連載中のその作品は、
私も好きな作家なので期待を込めてコミックスを買っていたのだが、
一向に面白くならないので少し前に見限ってしまった。
優劣をつけるものではない事は承知であるが、
その作品は将来的に見て、やはりソムリエマンガの元祖とも言える、
傑作『ソムリエ』の足元にも及ぶことはないと判断したからだ。
『ソムリエ』の原作者、城アラキ氏はそのワインマンガの連載開始とほぼ同時期に、
現在アニメが放映されている『バーテンダー』を連載開始させている。
しかし、ここに来て集英社もマジになったのだろうか。
ビジネスジャンプで『ソムリエール』と言うマンガが連載開始された!
当然、原作は城アラキ氏、監修も『ソムリエ』同様、堀賢一氏である。
しかも、現在まだ連載第二回にも関わらず、コミックスが近日発売となっている。
これは確実に集英社が講談社のワインマンガ潰しにかかったと考えて良いのではないだろうか?
早くも特集サイトまで作って、こちらが元祖だ!!と言わんばかりの力の入れ様である。
しかし、これは見ものだ。
普通に城アラキ氏の『ソムリエ』『新ソムリエ 瞬のワイン』に続くシリーズ3作目への期待、
そして講談社、集英社の真っ向対決。
私はひとまず、後発『ソムリエール』に賭けるとしよう。         
(ちなみに、城アラキ氏の短編小説集『ワインの涙』も傑作揃いです)

written by D.J.HIRO : 00:02 | comment (3)


2006年11月11日

月記更新(笑)

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日記放置にも程があるだろ!!
と自ら突っ込んでしまいたくなるほどの一ヶ月半ぶり日記です。
風邪ひいてたりなんだりであんま調子良くはないですが、
しっかりと生存及び活動しておりますのでご心配なく!!
そしてとりあえずInformation更新したりしておりますのでご覧下さい。
既に終わってしまってるのもありますが(笑)
11月12日「コミティア」参加します!
ひ22b「VODALES&文化堂」!
ひ22a「洞夏鉄道」さんと合体(?)スペースです!
そして同日開催「東方紅楼夢」
罪-23「受神中」さんにて、
ゲスト原稿描かせていただきました「上海人形放浪記III」が出ます!
そちらもよろしくお願いします!
あ、つーか「戯雅輪舞」の通販を【VODALES】にて開始しましたので、
イベントに来なくても入手はできますが(笑)

と言うことでまぁ、いつも通りつらつらと書いて行こうかと思います。
とりあえず、めずらしく描きかけの絵とか載せてみた。
久しぶりにフリーテーマで描いてます。
論文の調子が悪いので、気分転換に描いているとも言える(笑)

この間、本を整理していたら、昨年の今頃書いた短編映像向けの脚本が出てきました。
昨年結局撮れなかったやつですね。
読み返してみると、当時の事が思い出されます(笑)
本もそうだけど、音楽とかって記憶を引き出すスイッチになってたりする事が多い。
この曲を聴くとあの時の事を思い出す、みたいな。
なんか丁度一年くらい前の事を思い出したので、
そのころの日記ログを読み返してみたりもした。
なんだろうなぁ。
一年は思ったより長かったように思う。
実際今年はすごいたくさんの出来事があったし、
私は去年ずっとスランプだったわけだけどそれも抜けた。
でも、やっぱり変わって無いんだなぁ。
ってもう今年の締めくくりかよ!!
いや、実際締めくくりの感じはします。
なんせね、

『冬コミ落選』

ですからね。(笑)
今の予定では、今年の主立った外部活動は12日のコミティアで終わりです。
あとは来年始に向けた仕込みばっかりだと思います。
あ、でももしかしたら12月にとある展覧会に参加できるかもしれないのだけど、
まぁ、まだまだ未定なお話です。
来年は今年冬コミ落ちた事も相まって、今年以上に暴れてやろうかと思います。

では、こんなところで振り返り日記に行きましょう。
と、その前にみつきちさんから頂いていた「色ばとん」に答えます!!
やるの遅すぎ…。

■好きな色は?
黒、青、紫、金、銀

■嫌いな色は?
一般に言うアースカラー系?

■携帯の色は?
黒いねー。真っ黒です。

■車の色は?
持ってないー。欲しいのは銀。

■カーテンの色は?
嫌いなアースカラーです(笑)

■今(今日)の服の色は?
黒タイトシャツに青迷彩シャツ、黒ジャケット。
+黒シャープフィットフレアジーンズ
つまりいつも通り(笑)

■あなたの心の色は?
最近はカオス

■回してくれた人の心の色は?
イメージではオレンジかなぁ。
山吹色って感じか。

■人に色付けてバトン回すぜっ!理由付きでなっ!
バトンは回さないぜっ!

10月2日
多摩美にて大貫卓也氏の公開特別講義を訊く。
3時間(=2時限)の講義だったが余りにも素晴らしかった。
これまで生きてきた中で最高の講義だったと言える。
(あくまで、この時間内での内容に充実度の話ではあるが)
それは普段講義で全くメモをとらない私が、
これはメモっておかねば!と思ったところだけメモした結果が、
ノート9ページに及んだことからも明らかだ。
このメモは私にとって宝となるであろう。
自分が一番尊敬しているアートディレクターである氏だが、
その作品だけでなく、講義も素晴らしいと言う事が良く分かった。
だが、同時に、氏にとっては、
作品も講義も同じ事なのだと言う事にも気づかされた。

10月9日
大田区産業プラザで開催された「M3」へ遊びに行った。
会場で相手してくれた(笑)方々ありがとうございました~。
イベント終了後サークル「GUNGNIR OVER REV」さんの打ち上げに参加。
めっちゃ楽しかった~!!
色々貴重な話も聞けてよかったよかった。

10月12日
TDLへ行った。
ハロウィーン期間に行くと言うのは初めてだったのだが、あの雰囲気は凄く良い。
普段から楽しい場所だが、相当なレベルアップをするなぁ。
終始、急がず焦らずまったりしていた。
結構めずらしい楽しみ方かも。
とっても楽しかった&良い思い出になった!

10月13日
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久しぶりに大人数カラオケへ行く。
友人の友人など初対面の人がいたが、無駄に盛り上がる。
とりあえずサクラが歌えて満足である(笑)
そして途中抜けし丸ビルへ移動。
『美の数列 -FIBONACCI TOWER-』と言う展示を見る。
琴による演奏パフォーマンスが凄く良かった。

10月14~15日
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参加した『アートdeわかった』展のシンポジウムのために伊豆修善寺へ行った。
比較的内輪的な、まったりした展覧会を予想していたのだが、
展示してあった作品、集まった作家陣を見て物凄い緊張した。
特に、陶芸家の黒田泰蔵氏の作品に物凄い衝撃を受ける。
私はあまり陶芸なんかは良く分からないなぁと思っていたのだが、
氏の作品はヤバイ…!(この表現もどうかとも思うが(笑))
これほどの緊張感、緊迫感を見る物に与える陶芸を私は過去に見たことがない。
皿や花瓶だったりするにも関わらず、
触れる事がはばかられるような、圧倒されるオーラを放っていた。
まぁ、ここぞとばかりに触りまくってきたが(笑)
とにかくシンポジウムも含めて凄い展覧会だった。
で、私の「PLAXY02」はと言うと、見事に故障(中破)してしまって、
会期中あまり展示できなかったんですね~(涙)
あぁ、早く修理しなきゃなぁ…。
ちなみに、展覧会以外は予想通りまったりしてました。
環境もいいし温泉もあって良い息抜きが出来た~。
ちなみに写真手前は足湯です。

10月23日
新しくオープンした「ららぽーと豊洲」へ遊びに行った。
カオスです。
ブランドショップと100円ショップが一緒の施設ってどう言うこと?(笑)
しかしまぁ、いろんなお店がちょっとずつあるのでとても便利。
困った時にはここに行くと良いだろう。
舞浜へ移動しシネマイクスピアリで公開中の
「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニー デジタル 3-D」
(長い…)を観た。
ティム・バートンの意向らしいが、あまり3Dである事は強調されておらず、
通常版を観ているのと大して変わらない感じである。
まぁ、映画館で再び「ナイトメア~」が観られるという所が魅力かも。

10月28日
平井のライブハウスあるとべんりにて複数バンド出演のライブイベントを観る。
小さい会場であったが、設備など色々行き届いていて良い感じだった。
ドラムとベースのみで30分で一曲披露と言う、今イベントでは異色のバンドがいたのだが、
これがなかなか素晴らしかった。

10月29日
事情により家に軟禁されていたので、
先日届いた「サクラ大戦TV DVD-BOX」全25話をぶっ通しで観た。
放映当時、少しは観ていたのだが、
巷の評判どおり暗いわ設定変わってるわで余り好きではなかった記憶がある。
なのでDVDも買ってなかったのだが、DVD-BOXになったのを機に買ってみた。
で、感想だが、思っていたよりずっと良い。
と言うか、物凄いクオリティ高いと思う。
作画、シナリオも良いが中村隆太郎監督の演出が素晴らしい。
ラスト近くはちょっとどうかなぁ~と思う部分も多いが、それ以外は文句無い。
観てて普通に泣きそうになる回とかも多かったし、
花組以外の世界がしっかりと描けていたのが良かった。
特に対降魔部隊や真宮寺家の描写など素晴らしい。
また、不評の発端であるところの、
設定を守る事を第一としていたサクラシリーズにおいて、
どう言う考え、経緯があってTVシリーズだけ設定を大幅に変えたのか、
と言うことがライナーノーツに書かれており、
こうして全話通して観てからそれを読むととても納得が行った。

10月30日
秋葉原UDXにて行われたDVDドラマ「はるこ☆UP DATE」の試写会イベントへ行った。
以前私がエキストラに参加したと言う例の作品です。
桃井はるこ超自伝的ドラマと銘打たれた本作であるが、
予想に反して(笑)大変良い青春ドラマとして仕上がっていた。
会場では泣いてる人も多かった…。
モモーイの書く歌とちゃんと重なったメッセージが描かれていて良かった。
作品規模こそ大きくない物の、良いスタッフが集まっていると感じさせる。
OP曲「さいごのろっく」のライブなどもあり満足のイベントであった。

11月3日
明治神宮外苑をメイン会場とした「東京デザイナーズウィーク2006」へ遊びに行った。
企業向けの見本市とデザインフェスタの間みたいなイベントである。
しかし、物凄い混んでいた。
会場で突然知り合いに声かけられて驚いたり(その方は出展側だった)。
思ったのは、やはりタダのデザイン家具的なものはあまり注目されておらず、
そこに少なからず遊び的要素を含んだ物に人が集まっていた。
と言うか、アレだけの数をいっぺんに見ていると分かるが、
そう言う要素をもたないものは目に留まらないのだ。
自分の見据えている方向は間違っていないと思えた。

11月4日
多摩美の芸祭へ行く。
そして行われていたイベント「山崎バニラの愉快な活弁ワールド」を観る。
っつーかこれが目当てで行った。
予約までしてたしね!(笑)
生で活弁を観るのは初めてだったが、これは新しい!
いや、古いんだけどね(笑)
しかし、現代のシステムから考えるとこれは大変画期的とも思えてしまうのだ。
いろいろと新しい構想が浮かぶ。
と、本題の活弁であるが素晴らしかった!
普通に面白かったし、あの臨場感は凄い。
たしかにあれは芸である。
ちゃんと力がなければ出来ないし、様々な能力が必要だ。
イベントの後、たまたま来ていた友人カップルと展示を見て回る。
絵画棟なんか初めて入ったが、なかなか興味深い作品も多かった。
絵画棟は油画独特の匂いがする。
友人と「懐かしいじゃダメなんだろうけど懐かしいよね~」などと話していた(笑)

written by D.J.HIRO : 17:19 | comment (4)