2006年11月19日

ワインの涙

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コミティアの朝(ゆりかもめ内から撮影)

コミティアありがとうございました!&お疲れ様でした!
そして東方紅楼夢もお疲れ様でした!!

コミティア終わったあと、軽く打ち上げるかと豊洲へ移動しましたが、
私、朝倉氏、日陰氏の『戯雅輪舞』原案メンバーが揃っていたために、
そのまま打ち上げは会議に変わりました。
結局、ジョナで7時間くらい(!)会議して、
終電の時間になってしまったので、ヒッピーハウスへと移動。
翌日も会議の続きをしていました。
本来なら冬コミで「第2幕」が発表される予定だったんですが、
しばらく持ち越しになりそうです。
しかし「戯雅輪舞」はそれなりに長いシリーズ構成になっているので、
「第2幕」以降の発表スパンは短くなっていくと思います。
カードも種類が増えた方がゲームに深みが出ますからな~。

映画『DEATH NOTE the Last name』を観に行った。
前編が予想外に面白かったので結構期待して観た。
まぁ、期待通りである。
前編を見たときは第ゼロ印象(おちまさと用語)が悪かったので、
観た後の評価が上がったが、後編はその後なのでそもそも期待値が高かった。
前編のクオリティを維持し、テンションも上手く上げていたと言う点では十分評価できる。
ラストも一番綺麗に終わる形だったと言えよう。
また、エンタテインメント映画としてまとめるにあたり、
数多い原作の要素の中から「親子(家族)」と言うキーワードを抽出したのは正解だ。
そして舞台役者二名の掛け合いがさすがの存在感であった。
原作の意図をしっかりと汲んだ演出も好感が持てる。
ファンタジー(?)漫画原作の実写作品としては非常に良く出来ていたと思う。
さすが金子監督。

つくばエクスプレスの「柏の葉キャンパス」駅へ行った。
つくばエクスプレスに乗るのは初めてだったが、大変車内が広い。そして走行音が静かだ。
んで、なんでそんなところに行ったのかと言えば、
このあたりは現在再開発が行われていて、ららぽーとなんかも今月22日にオープンする。
それにあわせて駅周辺一帯を使った、
「未来観測」と言うイルミネーション展示が行われるのだが、
その制作を行っているのが師匠や先輩なのである。
いやはや、凄い規模であった。
まだすべての作品が稼動している訳ではなかったので、
展示が開始されたからもう一度行きたい。
夕飯を食いながら後輩二人と作品をいかに発表、売って行くかについて話す。
某・文化堂カフェ企画にかなり賛同してくれたので、
そろそろそっちの企画も動かす時期か、と思った。

ボージョレ・ヌーボーの季節である。
以前ほどのブームは無い物の、あるマンガのおかげで最近またワインブームがきているらしい。
講談社の雑誌に連載中のその作品は、
私も好きな作家なので期待を込めてコミックスを買っていたのだが、
一向に面白くならないので少し前に見限ってしまった。
優劣をつけるものではない事は承知であるが、
その作品は将来的に見て、やはりソムリエマンガの元祖とも言える、
傑作『ソムリエ』の足元にも及ぶことはないと判断したからだ。
『ソムリエ』の原作者、城アラキ氏はそのワインマンガの連載開始とほぼ同時期に、
現在アニメが放映されている『バーテンダー』を連載開始させている。
しかし、ここに来て集英社もマジになったのだろうか。
ビジネスジャンプで『ソムリエール』と言うマンガが連載開始された!
当然、原作は城アラキ氏、監修も『ソムリエ』同様、堀賢一氏である。
しかも、現在まだ連載第二回にも関わらず、コミックスが近日発売となっている。
これは確実に集英社が講談社のワインマンガ潰しにかかったと考えて良いのではないだろうか?
早くも特集サイトまで作って、こちらが元祖だ!!と言わんばかりの力の入れ様である。
しかし、これは見ものだ。
普通に城アラキ氏の『ソムリエ』『新ソムリエ 瞬のワイン』に続くシリーズ3作目への期待、
そして講談社、集英社の真っ向対決。
私はひとまず、後発『ソムリエール』に賭けるとしよう。         
(ちなみに、城アラキ氏の短編小説集『ワインの涙』も傑作揃いです)

written by D.J.HIRO : 2006年11月19日 00:02



comments

自分も劇場版Death Note良かったと思う。
特に期待とか考えなかったから充実感があった。
ボリュームはあったけどただボリュームがあるだけでなく
処理もうまくしてたし、各展開も消化しきってた気がした。
原作知らなかっただけに自分ほど楽しめた人間は
きっといないだろう。
むしろ原作知らないと衝撃。

written by lueur D'espoir : 2006年11月19日 00:56

ソムリエもっすごい面白いですよね。
今連載してる某朝雑誌のアレはなんか芸術性を追いすぎて
僕には理解できませんですた。
BJ読んでないのでなんとも言えませんが、
SJの「王様の仕立て屋」あたりにはまってます。
アレ面白い。

でも某朝雑誌の会社の真価は某昼雑誌にありますからね!
そっちはもう要チェックです。岩明さんのマンガとかね。
・・・だんだんワケわかんなくなってきた。

written by 苦労騎士 : 2006年11月19日 21:08

>lueur D'espoirさん
うん、ほんと面白かったと思うよ~。
原作とは内容違うけど、基本原作に則ってるから、
原作を読んでるとある程度予測出来ちゃうんだよね。
だから確かに原作読んで無かったら凄い面白いだろうなぁ!
って言うか、だからこそ原作読んでない人に観て欲しいかも。

>苦労騎士さん
某昼雑誌は素晴らしいです(笑)
まぁ、朝昼晩とどれもよく出来た雑誌だと思うし、
そのワインマンガも面白くない訳ではないんですけど、
(あの表現とかは講談社料理マンガの流れとしてある意味正統だし(笑))
ウンチク率が高すぎて読みづらい(物語に入り込みづらい)んですよね~。
「王様の仕立て屋」は読んだ事ないんですが、面白そうですよね~。
今度読んでみます。

written by D.J.HIRO : 2006年11月21日 01:59