2007年04月29日

TOKYO FIBER'07 SENSEWAREと4月の話

やれやれ、もう4月も終わってしまいますね~。
一ヶ月ぶりの日記です。
ようやく一段落したようなしてないようなって感じです。
とりあえず5月5日開催の『コミティア』で
『デュアル☆デュエル 戯雅輪舞 第2幕』出ます!!
詳細は追って【VODALES】に情報載せていきますのでよろしくデス!

4月に入ってからは、ほぼ休み無しに東京藝大に通ってました(笑)
と言っても当然学生ではなく、先生でもなく。
実はクリエイター集団「MONGOOSE STUDIO」のお手伝いをさせていただいていたのです。
で、今回作業場にしていたのが藝大だったのです。
MONGOOSEは現在大忙しで猫の手も借りたいという状況。
日記には書きそびれていましたが、二ヶ月くらい前にも少しお手伝いしてました。
そのときは情報公開できなかったので書きそびれたのだと思いますが、
それは先日オープンした東京ミッドタウンに位置する、
FUJIFILM SQUARE」内に設置されている「FUJIFILM TOWN」の制作でした。
そしてここ一ヶ月では「金沢パティオ」内のDoCoMoショップディスプレイの制作と、

img171.jpg
img188.jpg
img197.jpg

そして現在開催中の『TOKYO FIBER'07 SENSEWARE』の入り口に展示されている、
原デザイン研究所とのコラボレーション『WAVING INFORMATION』の制作をしていました。
久世さんの制作日誌はこちらです
本当は凄くダイナミックなモーションが見れて面白い物なんですが、
諸事情によりあまり主張しないような演出を行う事になってしまいました…。
でも、展覧会含め、見といて損は無い出来です!ぜひご来場ください!!
展覧会『TOKYO FIBER'07 SENSEWARE』は、
あの原研哉さんがディレクションをした日本の繊維(布)をテーマにした展覧会です。
恐ろしく豪華な出展作家陣に腰が引ける(笑)
26日にあったレセプションパーティにも参加させていただき、
出展作家の方々もチラホラと見かけました。
展示作品はどれも魅力的で面白い。
少しずつ、それぞれの専門分野が見え隠れする表現が良いなぁ。
MONGOOSEのみなさんとの話は凄い刺激になる。
極めて近い場所を見つめていたり、逆に全く別だったり、とにかく面白い。

では、逆行の過去日記

4月28日
さくらぢま』のマテバさん、バーニアさんが遂にプロデビューという事で、『コミックガム』を買う。
同人誌版の時に比べ、全体的に精練されている印象。
しかし同時に削がれてしまった部分も多く惜しく思う。
デビューからこれやっちゃうの!?みたいな凄い勢いや、
圧倒的なパワーは商業誌でも健在で、本誌の中でも人一倍輝いている。
これからの活躍にも期待してます!!ひとまず、おめでとうございますー!

4月26日
『TOKYO FIBER』レセプションパーティの前に、
日生劇場で上演されていたミュージカル『ジキル&ハイド』を観に行った。
鹿賀丈史氏主演による公演は今年が最後という事で意地でも観に行きたかったのだ。
さすがとしか言い様が無い素晴らしい演技と歌である。
舞台というVFXなど使えない状況で、ジキル博士とハイド氏を完璧に演じ分ける。
そして舞台装置の素晴らしさも書いておかなければならない。
豊富なシチュエーション数にも関わらず、細部に凝り全く安っぽさを感じないセット。
そしてその入れ替わり、収納の美しさ。
この舞台の演出の素晴らしさはその舞台装置に助けられている部分も多いだろう。
音楽もカッコよく、特殊効果も素晴らしかった。

4月12日
東京国際フォーラムにて開催された『東京アートフェア』へ行った。
日本では珍しいアートマーケットである。
市場が無いと言ってしまっても良い日本のアート界だが、
こう言うもので少しでも市場が出来て行けばいいなぁと思う。
しかし、日本でやるからには、普通のアートマーケットをやっても、
結局、画廊が集まっているだけで、
本来画廊に足を運ばないような人に市場を広げるのは難しいだろう。
また、現代アート、メディアアートなどインスタレーション要素を多く持つものは、
世界的にも販売が困難な物である。
それは市場うんぬんを抜きにした社会への影響力、拡大力でもマイナス要素だ。
この辺の打開が私のテーマでもあるだろう。

4月7日
浅草橋「parabolica-bis」にて開催されていた、
三浦悦子 『「聖体礼儀」—記憶の饗宴』の展示と深夜から行われたミサイベントに参加。
イベントではパフォーマーとして山川冬樹氏が参加。
ゴシック感溢れるイベントだが、使用されている技術などはとてもメディアアート的であった。
こう言う見せ方をするだけで随分と新鮮に見えるものだ。
展示作品も素晴らしかったが、展示の仕方は疑問が残った。

4月4日
TDSに行く。
途中雨が降ったりしてしまったけど、楽しかった~!
最高にハッピーな一日。

3月30、31日
卒業旅行で箱根へ行く。
結局滞在時間は恐ろしく短かったのだが、その分凝縮されていた感じがする。
卒業って言うのは改めて寂しいなぁと思った。

written by D.J.HIRO : 09:46 | comment (19)