2007年02月07日

書き留めること

大袈裟な話だが大袈裟ではない。
驕っているようだが驕りで済ませてはならない。

作品は鑑賞者を進化させなくてはならないと思ってる。
進化こそが言わばアートなのだと思っている。

共感もまた一つの許しに繋がり、人を進化へと向かわせる場合もある。
しかし、共感が馴れ合いになれば人はそこで立ち止まるのみだ。
進化させないならまだしも立ち止まらせる作品など創ってはならない。

作家は人の進化を促す位置にいる。
だから作家は常に先を、常に前を見ていなければならない。
経験は作品に力を与えるかもしれないが、
それは無理矢理にでも前へと向けられてなくてはならない。

written by D.J.HIRO : 00:02 | comment (5)