2009年01月10日

今、吐き出したくて堪らない叫び

09年賀.jpg
明けましておめでとうございます。
まさか新年初の日記がこんなタイトルになってしまうとは思いませんでしたが、
結果的に抱負みたいな?

1月1日に【VODALES】のサイトリニューアルしました。
YouTube VODALES official channel
にて『雪月の星霜』収録ムービーHD画質版を公開しましたので是非ごらんください。


1月12日「ドッジ弾幕」で仙台遠征します。
「東方杜郷想」スペースはB-04です。
『TOHO12TWELVE』は全12巻予定の連作です。
イベント当日から全国のショップでも販売されるのでイベント来れない方はそちらをご利用ください。

待望のTVアニメ『WHITEALBUM』第一話を見ました。
正直期待以上です。
若干雑な部分も見受けられますが、全体的に丁寧な演出がされているし、
狙いどころも素晴らしいと思う。
多分、絶対ヒットしないと思うけど(笑)
Leaf原作のアニメは毎回驚かされる。
純粋に原作のイメージを大事にすると言うのも大切だが、それでは原作に敵わない。
と言うか、
ゲームと言うメディアに最適化されたものをアニメにそのまま移植すればボロが出るのは当然。
Leaf原作はちゃんと映像化する意味を考えて作られている。
古くは『ToHeart』、『こみっくパーティー』そして『うたわれるもの』もまた然り。 
だから、見た目の雰囲気や表現、内容が変わっても、ちゃんと同じものが伝わってくる。
社内にも原作シナリオスタッフがもういない状態で、
どうなってしまうかと本当に心配していたが、
ちゃんと、魂は引き継がれている。
この分ならPS3版も大丈夫だろう。
アニメ版、このまま行ってくれればDVD買います。
つーかPS3版のためにPS3買って初BDソフト購入にするか?(笑)

ここ何年か、この公の日記では余り個人的な感情や想いについては書かないようにしていた。
書くべき場所ではない、そういうものは作品に託せば良い。
と思うと同時に、吐き出したくなるような感情もあまり持たなくなっていたように思う。
しかし今日は久々に吐きたい。
自分の今の気持ちを遺すためにも。
来月の『紅のひろば』で発表予定の
『TOHO12TWELVE #02』の原稿も終わりに差し掛かっている現在。
(ちなみに原稿スケジュールは予定より大幅に遅れている)
深夜に、今日買って来たあるマンガを読んだ。
多分、この日記を読むとその作品が何なのか想像付いてしまうかもしれないが、
この文章は作品の評価ではなく、
本当に個人的な気持ちに繋がっただけの事を書くのであえて作品名は出さない。
おまえその歳でか?今更か?と思われそうで恥ずかしいと言うのも理由だ。
いや、最近は本当に今更気付くということが多い。
気付くというか、その答えは知っていたけど、遠回りをしてその答えを検証して来たと言う感じか。
だから無駄足だったとは思わない。
さて、本題だが、
私はよく人が言う「誰々は何々が上手いから良いよな~」と言う言葉が大嫌いだ。
進歩の速度は人それぞれだが、大抵の技術なんてやればやっただけ身につく。
これは技術だけに限ったことではなく、知力や金なんかもそうだろう。
できないなら出来る奴の何倍もやれとはまったくその通りで、
外的、先天的な要因があって鍛錬できないならば話は別だが、
こう言うことを言う奴は往々にしてやろうと思えば出来る立場なのにやろうとはしない奴だ。
そう、彼らも別に本気で、死ぬ気で上手くなりたいなんて思ってないのだ。
言う方と言われる方では人生における優先順位が違うのだから当然だ。
言う方はただのお世辞の一つみたいに思っているのだろう。
だが、本気でやってる奴ならバカにされていると感じても仕方がない。
言うならば「上手いね!」で良い。
努力もしないで嫉むな。

と、言う考えがある故か、
私は逃げのような考え方をすることがある。
「自分に出来ないのは当然だ。だってそんなにやってないから」
しかし、この考え方を私は一つの覚悟だとも思ってる。
ゆっくりでも進んでいるならばいずれ到達できる。
時間はかかるが諦めず焦らず進み続けるべし。
と。
だが、今日私は思ったのだ。
自分の思想と反しているのは分かっている。
恥を承知で言いたい。

画力が欲しい……!!!!

ただ、純粋に、がむしゃらに画力が欲しい!!

足りてないのは当然なのだ!

そこまで絵ばっかり描いて生きてきたわけじゃない!

だが、今、私には必要なのだ!!

だからもっと焦れ!!

他人の何倍もやれ!!

島本和彦作品等を読んでよく熱くなる私だが、
今日のこれはそれとは少し違う。
もっと大昔。
もっと若かった頃。
もっと、本当に、何も考えずにただ気持ちだけが先行していた頃。
その頃の熱さだ。

私は過去、一度だけ挫折した事がある。
一度しかないのか?とかまたバカにされそうだが、
それ以外に諦めたものや諦めなければならなかったものなんて、
所詮、諦められるものだった。
そんなものは挫折にカウントしないだろう。
唯一の挫折は、逃げ、言い訳と言う形でずっと私の後を影のように付いて来ている。
簡単に言えば未練だろう。
私は自分で物事を諦めないのが自分の長所だと思っているが、
裏を返せば未練たらしく執念深いと言うたちの悪い長所だ。
それが挫折を挫折と言う形で引きずらせている。
考えてみれば、私があの熱さを失ったのは挫折した時かもしれない。

だが、最近考えたあらゆる事や、
今日読んだマンガによって見えてきた答えによって、
最近チラチラと顔を覗かせていた私の本当の諦めの悪さが本領を発揮しだしたようだ。
終わり良ければ全て良し。
最終目標に到達するために、挫折さえもキャンセルしてみせる。
一度、原点に還ってみようと思う。

written by D.J.HIRO : 2009年01月10日 05:38



comments

その熱さを、ゲームばっかやってる梅島の馬鹿どもにも分けてあげて下さい!

しかしあのオマケページには笑った。

written by 大人 : 2009年01月10日 10:12

僕も友達がみせてくれたおまけページで笑った記憶があるので
やっぱアレかしら・・・

written by sht : 2009年01月10日 12:36

>大人さん&shtさん
おまけページで笑ったアレです(笑)

written by D.J.HIRO : 2009年01月10日 15:07