2007年06月10日

『ヒラメキの天使たち』

毎度ありがとうございます。月記です。
恒例の逆行日記行きます(笑)

6月9日
いつも通りというか、現在も5、6個企画を平行進行させている。
長いことやってる物から新しい物まで。
まぁ、でもどれもこれも1年以上は温めている物だ。
(って言うか、発案から実現までは時間がかかるって事ですな~)
そんな中、まとまらないでいたアイディアが一つのキーワードで突如まとまった。
それは「人を頼る、人の弱さ」である。
『雪月の星霜』で、私が描いているのは「贖罪と赦し」であるのだが、
これはそこにも通ずるキーワードだと思う。

6月8日
今年か来年くらいに実現出来そうなまた別の企画のため、会場候補を下見に行く。
場所は渋谷のホテル街にある。
行き難いという人もいるかも知れないが、会場は私のイメージ通りだった。
立地だってかなり良いと思う。
ちょっと狭いかなぁ?というのと、撮影に関して制約があるのが問題だが、
とりあえず、ここでほぼ決まりだろうか。
ただ、私自身の中でも企画の主旨がぼやけて来ているのでそれを明確にする事が先決か。

6月2日
池袋シアターグリーン base theaterで上演されていた、
GAIA_crew 第1回公演『ゴースト・スウィート・マイホーム』を観に行く。
この舞台には『トランスミッション』他で【VODALES】作品に出演している、
三橋亮太氏が出演するという事で観に行くことになった。
根底にはオーソドックスなストーリーを敷きながら、
斬新な演出と個性の強いキャラクターで惹せる楽しい舞台であった。
ベテランと思しき役者陣が特に安定した演技を見せ、舞台全体を支えていたように思える。

6月1日
5月中旬からお台場の日本科学未来館で『サイエンスニュース!アジア展』の設営に参加していた。
正直、色々な意味で辛い事の多い仕事だったが、なんとか開場に漕ぎ着ける。
かなりのカオス空間で結構面白い展示だと思う。
日本科学未来館自体がなかなか凄い施設なので一度観に行ってみると良いだろう。

徹夜で開場まで作業し、その徹夜明けのまま、
東京芸術劇場で上演されていたミュージカル座『不思議なラヴ・ストーリー』を観に行く。
ひょんな事で手に入ったチケットで、
ミュージカル座の舞台も、名前は知っていたが見たことは無かった。
しかし見てみて驚きである。
凄まじくクオリティの高いミュージカルであった。
舞台は決して大きくないが、舞台装置の使い方が極上に上手い。
一つの舞台を上下二つの画面に分ける斬新な演出が効果的だった。
音楽は生バンドだったのだが、バンドをやっているのも皆劇団員=役者というのも面白い。
確かに、演奏はプロのように行かないが、
劇団員がやることに大きな意味があると私は思う。
役者陣一人一人にスター性が感じられる素晴らしいエンタテインメントだ。
本作はジョージ・ガーシュウィンの曲のみを使用したミュージカルである。
同じくガーシュウィンの曲のみを使用して作られたミュージカル映画の傑作
『巴里のアメリカ人』に対するオマージュのようなシーンもあり思わずニヤリとさせられる。
物語の終演の後、キャスト挨拶と共に楽曲のメドレーが披露された。
ここもミュージカルファンの心が良く分かっているなぁ!と思う。
見ているほうは本当に満足感がある舞台だった。

5月25日
東京国立博物館で行われている『レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像』展を観に行った。
雨だったにも関わらず結構混んでいる。
メインはやはり『受胎告知』なのかと思っていたが、
それ以外の展示が物凄くしっかり作りこまれていて大変見ごたえのある展示だった。
何故、絵画の展示なのに博物館なのか?と見る前には思っていたが、
観た後には博物館である事に納得できる。
ダ・ヴィンチの全てを追ったと言っても過言ではない展示である。
空間に配されたダ・ヴィンチ研究本と言った感じか。

東京ミッドタウンに初潜入。
軽くぶらぶらと歩いてみる。
フジフィルムのディスプレイを見て凹む(笑)
六本木ヒルズや表参道ヒルズに比べて過ごしやすい空間だと思った。

5月18日
白金台gallery foro 08で開催されていた、
MONGOOSEの展覧会『interface furniture展』で行われたトークサロンを聴きに行く。
(ちなみに5月11日にはレセプションパーティに伺った)
大変興味深い話だった。
同時に、やはり私ととても近い場所を見ているなぁと思った。
中途半端と言われれば中途半端になってしまうのかもしれない。
しかし、可能性はその中途半端の中にしか存在しないと思っている。
中途半端を極めた時、それは中途半端ではなく新しい何かになるハズだ。

5月13日
サクラ大戦・武道館ライブ ~帝都・巴里・紐育~』を観に行った。
一夜限りの奇跡のステージ。
その謳い文句に偽りなしだ。
本当に素晴らしいステージだった。
あっという間の2時間半。
語り始めたらキリが無いので語りはしないが、
10年ファンやってて良かったなぁ…!と心から思えるひとときであった。
この感動を、今度は伝える側へ。

written by D.J.HIRO : 2007年06月10日 00:10



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