作るべき作品の形が見えないでいる。
夏の展覧会で出すインタラクティブ作品のことだ。
アイディアは結構出るのだが、欠点が自分で見えてしまっている。
そして、そう言う物はやっぱり、誰が見てもすぐわかるものだ。
コンセプトと技術力、自分の作りたい物の板ばさみになる。
「コンセプトを成立させようとすると、良いと思う物が作れない」
私がそう言うと師匠は、
「コンセプトのために作りたい物が作れないなんて事はあってはならない」
「そうなるのなら、コンセプト自体が間違っているか、コンセプトの扱い方が間違っている」
と言った。
「コンセプトと作品は一体である。作りたい物を作り、それらを見つめ続ければ、
コンセプトは自ずと見えてくる。『コンセプトを感じ取れ』!」
……多少、台詞は脚色しているが(笑)、
言われて非常に納得したし、自分自身少しふっ切れた感じがした。
また、昨年、結局作品として形に出来た物が無かったため、
私は確実性を重視して作品を考えていたのだが「そんな事では前進出来ない」とも言われた。
まったくその通りだ。
そして「本当に必要な要素だけを残し他は全て削ぎ落とせ」と言う。
その他にも色々言われたが、ほとんど自分自身が以前は気にかけていた事だった。
それがいつの間にか、焦りやら恐れやらによって見えなくなってしまっていたらしい。
まぁ、そこまで教えられ分かっても、なかなか使えるアイディアは出てこず、
今に至るのだが、つい先程、一つ良さそうなアイディアが出てきた。
削ぎ落としたら、見えてきたのはやはり原点だったのだ。
26日に劇団四季の舞台『鹿鳴館』を観に行った!
三島由紀夫氏の最高傑作とのうたい文句であったが、確かに、恐ろしい完成度の戯曲である。
ミュージカルのような派手さは無いが、
主要キャストのベテランらしい重厚かつ奥深い演技が一時も目を離させない。
素晴らしい舞台であった。
ただ、二幕のフラワーアレンジメントが假屋崎省吾氏によるものと言う事であったのだが、
わざわざカーリーを起用する必要があったのか!?
と思うようなショボさなのが気になる。
っつーか、ついに『エリザベート』のチケット手に入った!!
内野聖陽氏が結構好きな私としては、内野版が観られなかったのは残念ではあるが、
それでも山口祐一郎氏の公演なので楽しみである。
あとは『ベルばら』のチケットが手に入れば申し分ないのだが……。
藤子・F・不二雄氏の『エスパー魔美』(文庫版・全6巻)を買った。
アニメは昔見ていたし、原作も高校の時に全部読んでいたのだが、
SF(と書いて「すこしふしぎ」)なジュブナイル作品を書く事になりそうなので、
イメージの近いこの作品をもう一度読んでみたくなったのだ。
うむ。面白い。
実はどんな媒体でも一度も触れた事が無いのだが、
筒井康隆氏の『時をかける少女』とかも近いイメージがある。
それはSFジュブナイル小説の代名詞である作品だからかもしれないし、
『時をかける少女』から多大な影響を受けているハズの、
高畑京一郎氏の『タイムリープ』のイメージからかもしれない。
とりあえず大林宣彦監督の映画版でも見てみようと思っている。(原作読めよ!)
まぁ、何にせよイメージはイメージであり、
実際は私が書くのだから、結局全く別の物になるハズだ。
written by D.J.HIRO : 2006年04月28日 07:17
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