2005年03月09日

様々な

昨日午後から今朝にかけて、大人数で新宿にいた。
私は討論するのが好きなのだが、
それは私にとってこの日記や作品作りと同じような役割を持っているからだろうか。
他人に意見を伝えようとする事によって、結果的に自分自身の持っている考えを再確認する事になる。
ただ、文章を書いている時と違うのは、リアルタイムで私の中には無い考えが返ってくる所だ。
相反する意見と自身の意見をすり合わせる、またはぶつけ合う事によって、
自分の持つ意見を明確に出来たり、逆に新しい価値観を得られたり時が、
討論が有益であったと思う瞬間である。
相手がそうでなくても、私は結構熱くなるので、酷い時には半分喧嘩のようにもなるが、
相手も自分も、別に相手の考えを変えてやろうなんて思ってるわけでは無いので、
(そんな簡単に意見が変わるような相手とは討論しても意味が無いし、そもそも討論にならないだろう)
終わればいつも通り、私にとってはスポーツの試合みたいな物である。
作品を作る事は自分と向き合い自分と対話する事であり、それで得られる物も多いが、
他人と向き合い他人と対話する事によって得られる物とはまったく違う。
出来た作品を発表する事によって得られる意見と言う物は討論のそれに近い。
作品は自分を映す物であり、そこへ返ってくる意見は相手を映す物だからだ。
しかし、討論ほど強く、短時間に得る事は難しい。
さらに、討論は結果として相手との理解が深まり、一石二鳥である。
私が討論好きなのは、無意識に作品作りとのバランスを取ろうとしているからのかもしれない。

written by D.J.HIRO : 2005年03月09日 23:59



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